2017年05月14日
かつての日本では、一度入社した企業に定年まで勤めあげることを良いこととする文化がありました。しかし、時代は変わりいつの間にかそんな考えもなくなり、職場を変えることが当たり前になりました。それは専門職の方も同じです。
専門職の中でも特に求人情報が多い職業が薬剤師です。薬学部を卒業し、国家試験を受験し合格しないことにはなることが出来ない職業です。国家試験ということで、決して簡単な試験ではないためしっかりと準備をする必要があります。
それだけ厳しい教育を受けてきた方だけがなる職業なだけに、求人を募集しても、中々応募者がいません。そのため、比較的簡単に新しい職場を見つけることが出来る職業です。しかし、比較的簡単とは言っても誰でも簡単に新しい職場を見つけることが出来るわけではありません。
採用する側も面接などを通してしっかりと応募者を判断した上で採用します。では、採用されるための重要なポイントは何なのでしょうか。
薬剤師は、医師から処方箋を受取った患者に対して処方箋を基に薬を処方するのが主な業務です。しかし、ただ単に薬を処方すればよいわけではありません。一つ一つの薬の特徴をしっかりと理解した上で、患者の薬に対する不安を解くための説明を行ったり、薬に関する相談に応じることが重要な業務となります。
そのためには、常に新しい薬に関する知識を集めたり、今現在使われている薬を研究することが重要となります。そうしなければ患者に対して正しい説明を提供することが出来ないからです。まさに向上心が求められる職業です。
そのため、採用する企業側も応募者は向上心を持って業務に取り組むことが出来るのかを見て判断します。
では向上心以外に、薬剤師の方が新しい職場に移りたいと考えた場合に必要となることは何なのでしょうか。向上心以外に重要なことは、コミュニケーション力です。
というのも、薬の受け渡しの際や相談に応じる際には患者から不安を聞いたり、疑問を聞いたりすることになります。その際には、当然コミュニケーション力が求められることになるため、採用する企業側は応募者のコミュニケーション力もしっかりとチェックします。
少しでも利用の職場に移って働きたいと考えている方は、薬に対する知識向上を実現出来る力やコミュニケーション力を持った人材を採用したいと考えます。常に薬に対する研究と向上心を忘れないことが重要です。